2009.05.02
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novelに2点アップ。
【誕生日の災難】(復活)→おめでとう、ひばりさん。ということで、BD小説。えーと…最初は、ギャグを目指して…あれ?ひばりさん、BDじゃん…よしこのままツナをお持ち帰りしてもらおう!…という話になりました。無理やりな感がごめんなさい。
【雨音】(鰤)→なにも言うまい。ええ、鬼畜?が書きたかっただけ。
連休中に、映画を見に行きました。
「GOEMON」
アクションが格好良かったです。映像もキレイ。
てか、若い頃の五右衛門と茶々に萌えました。
脳内変換で、すぐに「ごくつな」へと。
ネタバレ注意
↓
血しぶきが舞う。
「てめぇ、何者だ」
無言で振るわれた刀に、黒づくめの男は倒れた。
悲鳴を上げることすら許されない。
寝室の前には、たった一人の忍が立っていた。
足元には、複数の死体。主の安全を侵そうとした敵だ。
「…獄寺くん?何かあった?」
「いいえ、なにも。起こしてしまいましたか?」
「ううん。目が覚めただけ」
獄寺は舌打ちした。
目の前の死体を底冷えする目で見た。
「眠れませんか?」
「…うん。怖い夢を見るんだ。みんな俺をおいてどこか行っちゃう夢」
獄寺は沈黙した。
綱吉は遠慮がちに言った。
「ねぇ、獄寺くん。こっちに来ない?」
中に入れと促されるが、獄寺は遠慮した。
「…いえ。俺はここで」
中に入れば、血の臭いを持ち込むことになる。
この主を汚したくはない。
負傷した右腕を押える。浅くはない傷だ。けれど、痛みは感じない。
綱吉との会話に神経を注いでいるからか。
「…そう。寂しいな」
はっと獄寺は顔を上げる。
寝室に入りたい衝動を堪える。
「そばにいますから。俺は、ここに…いつだってあなたのそばにいます」
それだけ言うのが精一杯だった。
「うん…」
小さな返事が聞こえた。
しばらくして、綱吉が寝たのを確認してから獄寺は寝室に入った。
綱吉が蹴飛ばしたらしい毛布をかけようとして手を止める。
血のついた手が視界に入る。
獄寺は袖を伸ばして、血がつかないように毛布をかける。
「俺が、護ります」
命をかけて。
全力で。
だから、あなただけは笑顔でいて。
それが、獄寺が生きる理由。
綱吉に生きる意味を与えられた獄寺のたった一つの願い。
あなたを笑顔にするためなら、なんでもしよう。
えーと…パロのゴクツナとヤマツナは騎士と姫君ってイメージなんです。
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文字書き。まんが。
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こんにちは、しもつきです。
最近ぬら孫にハマり、リクオ受(特に昼若を愛でています)なSSを書き散らしています。
たまに、サイトでUPしたREBORNとかBLEACHの後日談的な話が出現しますv
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