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お久しぶりですv
REBORNにSSあっぷです。

【迷い】
10年後の雲雀さんと現代のツナに萌えて勢いで書きました!
でもやっぱり計画的にやらないとだめですね。文章が意味不明…。
書きたかったのは、最後だけです
10年後の雲雀さんは、大人の余裕とか出てきて、ツナを甘やかしてればいいv
でも根本的には、人に興味がないので、その甘さはツナ限定に向いてればいいと思います

【恋せよ、少年】
えと、タイトルで悩んだんですが…ディーノさんを少年と表現すべきかどうか…うーん。
でも、【恋せよ、青年】って、なんか抵抗があったんです!
文中にもありますが、ディーノさん=王子様のイメージで書いてます。
ヘタレな王子様ですが(笑)
ちなみに、初ディノツナです。

ディーノさんって書くの難しいんだよっ!!
泣きついた私に、しげおさんの神の一言。

ディーノさんを黒くすればいいんだよ

ほほぅ……………にやり。


拍手、ぽちっとしてくださった方、ありがとうございます!


おまけを書こうと思って浮かばなかったので、黒くしてみた(つもり)のディノツナ。


 

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獄寺はよく怒る。

「テメェ!馴れ馴れしく十代目に触るな!!」

なんだよ?そんなに触ってるか?









【気づけば君を…】









あ、まただ。

山本は、己の手が綱吉の肩に触れているのを見て、手を引いた。

最近多い気がする。
気付けば綱吉に触れている。

「山本?」
「あ、いや。悪い」

自分の手を見つめて動かない山本を、綱吉は不思議そうな表情で覗き込んだ。
小動物のように首を傾げる綱吉の頭をかき回してやりたいと思った。

ふと隣に目を移せば、獄寺が牙をむいて睨んでいる。

(なんだよ、今は触ってないよな?)

「十代目!こんな野球馬鹿はほっといて、早く帰りましょう!!」
「え、うん…。山本、帰ろう?」
「おう!」

獄寺の棘のある言葉にムッとして、綱吉の言葉に笑みが零れる。
窓から差し込む夕日に背を向けた綱吉に再び手を伸ばしかけて、気づく。

こんなにも触りたいと思うのは。

「山本早くー」

こんなにも綱吉の声や笑顔に嬉しくなるのは。



全部、君が好きだから。



「今行く!」



もう、迷ったりしない。
あとは、進むだけ。
この恋は、まだ試合開始の合図を告げたばかりなのだから。





::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

山本→ツナの山本自覚編…みたいなつもりで書いたんだろうなぁ。
山本の口調が別人のようになってますが…。
ちょっと昔の書きかけを発掘しましたv





最後になりましたが。
拍手ぽちっとありがとうございました!




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「ツナぁ、もうやめとけって」
「やだっ!ぜったい、やまもとと同じところまでのぼる!」

 小さい手足を懸命に動かして、木にしがみつく小さな身体。
 一番近い枝まで、まだ距離がある。

「ツナ、落ちると危ないから」
「だいじょうぶっ!!」

 元気いっぱいに答えて、栗色の頭が下を見た。

「ひっ…」

 とたん、子供の笑顔が引きつった。
 下を見てしまったことで、恐怖が湧きあがってきたのだろう。
 小さな身体が震える。
 しまったと山本は思った。

「ツナ!ゆっくりでいい。降りてこられるか?」

 できるだけ優しい声を出して、山本は言った。
 しかし、子供の震えは止まらず、時々木にしがみついている手が離れそうになる。

「や、やまもとぉおお」

 無理だと、子供が泣く。

「待ってろ、すぐに行くから」

 それまで木にしがみついていろと、山本は叫んだ。
 山本は、木に手をかける。

「あっ!」

 頭上を見上げると、子供が手を離してしまっていた。

「う、うわぁあああ」

 子供が悲鳴を上げて落ちてくる。
 慌てて受け止めようとしたが、間に合わなかった。

 大きな音を立てて、子供が落ちた。
 子供は最初ぽかんとしていたが、次の瞬間盛大に泣き始めた。

「うわぁあああああん!」

 小さな手で目をこする。
 ぽたぽたと涙が子供のズボンに染みていく。

「ツナ!!」

 山本は慌てて駆け付けた。
 子供の怪我を確認する。
 幸いにも、擦り傷や切り傷だけで大きな怪我はなかった。
 山本はほっと息を吐いた。

「ツナ、大丈夫だ!痛くないよ」

 頭を撫でると、いつも綱吉は泣きやんだ。
 しかし、今回ばかりは落ちた時の恐怖の方が強いのか、さらに大きな声で泣く。

「ツナ、大丈夫だって。泣くなよ」

 いくら修行を積んだ忍とはいえ、同じ年の子供の慰め方など知るはずがない。
 山本は途方に暮れたような顔になった。

「泣くなって…」
「綱吉様!?」

 綱吉の泣き声を聞いて、大人たちが駆けつけてくる。
 山本は安堵の息を吐いた。

 

 

 

 


 山本は、何度目かの怒声に、首をすくめた。

「そなた、何をしておった!!」
「綱吉さまの護衛がそなたの役割であろうっ!」

 正直、山本はうんざりしていた。
 綱吉は友達だ。
 主人であることも、自分の役割についても理解している。
 しかし、主人があそこまで何もできないと楽しくない。
 同じ年の子供であればなおさらである。

 山本は綱吉が時々好きではなかった。

 うんざりする説教に山本が眉をひそめると、その態度を良く思わなかった男が山本の胸倉をつかんだ。

「このっ!子供だとて容赦せんぞ。聞いておるのか!」

 男が拳を振り上げる。
 殴られるっ、と覚悟した瞬間。

「やめて!やまもとはわるくないっ」

 子供の声が響き、山本の頬を風が撫でた。

「綱吉様…」

 目を開けると、必死に男の右腕にしがみつく綱吉の姿があった。
 拳を収めることも振り下ろすこともできず、男は困っていた。

「やまもとに、なにしてるのっ!?」

 目を吊り上げて怒鳴る綱吉に、男は言葉を飲み込んだ。
 こうなった小さな主人は、言うことを聞かない。
 良く言えば頑固、悪く言えば我儘。
 しかし、今回はその我儘に山本は救われた。

「やまもとにあやまって!!やまもとにひどいことしたらゆるさないっ!」

 男は戸惑いを見せつつ、山本から手を離した。

「やまもとっ!」

 山本の腕に飛び込む小さな身体。
 傷の手当も途中に飛び出してきたに違いない。

 ところどころ血が滲んでいる。

「綱吉様ぁ!治療中に飛び出して行かれては困りますっ」

 家臣の一人が、綱吉を追って入室した。

「綱吉様、先に手当を…」 

 先ほど山本に拳を振り上げた男が、言った。
 しかし、その男を睨むと、綱吉はさらに山本の着物にしがみつく。

「やだっ!おまえら、やまもといじめるだろ!!」

 山本は嬉しくなった。
 忍というものは、主人のためだけに生き、死ぬのだと教わった。
 そこには、感情なんてものは存在せず、ただ道具であればいいと言われた。

 けれど、綱吉は違う。
 忍というものを理解していないのかもしれない。
 山本は友達だと、本気で言う。

「ツナ、ありがとな。俺なら大丈夫だ」

 山本が笑うと、綱吉は目に涙を溜めた。

「やまもとは笑っちゃだめなの!わるいことしてないのに、そんな悲しそうな顔しない

で!!」

 ダメツナと城内の中でも蔑まれる綱吉が。
 嘲笑されても、文句ひとつ言わない綱吉が。
 山本を責められた時には怒る。

 いつも通りに笑えていたはずなのに、感情を見透かされてしまった。

「綱吉様…」
「手当なら、俺がしますよ」

 綱吉を追ってきた家臣に治療道具を借りる。

「ツナ、それでいいか?」
「うん!」

 笑顔で返事をした綱吉を見て、山本は決めた。

 綱吉に一生を捧げようと。
 一生をかけて、綱吉を護ると。

(俺、お前から絶対離れないから)

 この決意は、生涯、山本の中にあった。


 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

タイトル今決めた。

【きみとの約束】

うん、これにしよう。

 

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 ひそかに、やまつな強化月間を実施中。
 でも、ネタが浮かばなくて、試しに書いてみた。

 以前映画ネタで書いたごくつな(忍と主人)のやまつなバージョン…といっても、全く違う話です。一応、同じ設定でいくつか話を考えてるので続くといいな。


 ↓
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 ↓

 


「山本…、今までありがとう」
「ツナ…」

 ふわりと綱吉は笑った。
 どんなに大人たちに注意されても直そうとしなかった山本のツナに対する呼び名が嬉しかった。
 ダメツナと呼ばれて。
 蔑まれて。
 本当のことだから仕方ないと諦めていた自分を、山本だけが認めてくれていた。
 いつも、身体を張って護ってくれていた。

 大好きな、親友。

 これでお別れだと思うと、涙がこみ上げてくる。
 耐えようとしたけれど、無理そうだった。
 少しでも涙を乾かそうと、空を見上げる。
 満点の星と、地上の星…ホタル。

「城の中にこんなところがあるなんて知らなかったよ」

 山本に背を向けて話す。

「俺の…というか、忍仲間の秘密の場所だからな。でも、ツナは特別だ」

 特別。その言葉の響きが好きだ。
 綱吉にとっても、山本は特別に大事な存在だ。

「俺、一週間後に隣国に行くことになったんだ」

 人質なんだよ。
 戦争をしないための。
 それでも、避けられない戦だっていうのは知っているから、殺されに行くんだ。

 言葉を飲み込んで、綱吉は思った。
 言わなくても、山本は知っているはずだ。
 山本が綱吉の護衛を務めるのと同時に、間者の役目を担っているのを綱吉は知っている。

「山本、さよならだよ」

 最後に、振り返って笑う。
 うまく笑えただろうか。

 そのまま去ろうとした綱吉だが、腕をつかまれ引き留められる。

「…そんな顔で笑うんじゃねぇよ」

 ぐっとつかまれた腕に力が入る。

「殺させたりしない」
「山本?」
「絶対、助けに…迎えに行くから」

 山本は太陽のような笑顔で言った。
 それは、綱吉の大好きなものではあったが、言われた内容に心が沈む。

「…できない約束はいらないよ」

 期待させないで。
 覚悟を決めさせて。
 綱吉は、泣きそうに顔を歪めた。

 山本が優しいのは知っている。
 だけど、だからこそこの場面だけはそんな約束いらない。

 突然、腕を引き寄せられる。
 気付けば、黒い装束に包まれていた。
 頭上から山本の声が降ってくる。

「半端な覚悟で言ってるわけじゃねぇよ。ツナは俺の大事な…友達…だから」
「…ありがとう、山本。でも、山本が命をかける必要はないんだよ」

 いままでも、たくさん迷惑をかけた。
 綱吉を護るために、たくさん傷ついたはずだ。
 それでも、綱吉に明るい笑顔を見せる。

「山本はもう、解放されていいんだ」
「違う!ツナは俺の友達じゃないのかよ?解放とか、そんな俺が義務で側にいたような言い方はやめろよ」

 珍しく激昂した山本に、綱吉は目を見開く。

「…ごめん」
「ツナ…、俺、本当にお前が好きだよ。だから、失いたくない。必ず、何に変えても護るから」
「…うん…」

 だけど、そのために、山本に傷ついてほしくないんだ。
 それを伝えたいけれど、山本の言葉が嬉しくて。
 何も言えなかった。

「ツナ、今までだって俺ら最強だっただろ?」

 城下の子供たちと遊んだことを指して、山本は重い空気を吹き飛ばすように笑った。
 綱吉の心を読んだように、山本の言葉はタイミングが一致した。

「そうだね。二人なら、なんとかなるね」

 山本はそっと、綱吉の身体を放す。

「約束だ、ツナ」
「うん」

 指を絡ませた、夏の夜。
 ホタルの命にかけて誓う。

 この約束は、きっと永遠に。




::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


 ホタルって、儚げでいいですよねー。
 ホタルと約束を絡めた話を書いてみたかった。儚いのに、ずっと心に残る約束をイメージしてます。


 

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以前のSSで削除した二人のやりとり。

骸→ツナの関係が好物です。プライド高くてツナを好きだって認められない骸が好き。そのくせ、ツナが自分以外と仲良くしてるとイライラするんだよ。んで、ツナに怖がられたり…悪循環。ツナに拒絶されて、傷ついていることにも気付かない骸がいい。

   ↓
   ↓
   ↓
   ↓




 沢田綱吉の周りには、いつも誰かがいる。
 その光景が無性に腹立たしかった。




「沢田綱吉」

 骸が綱吉に声をかけるのは、決まって綱吉が一人でいるところだ。
 綱吉の反応はいつも決まったものだった。

「ひぃっ…骸っ…」

 びくりと跳ねた身体。
 イライラする。
 先ほどまで友人に見せていた笑顔の面影はない。

「ほんとうに、君は僕を不快にさせますね…」

 びくりと再び綱吉の身体が震える。
 こうして綱吉に会いに来るのは初めてではないのに、相変わらず怯えた反応を見せる綱吉が憎い。
 
「…ったら、…なければ、いい…」

 俯き、小さく呟かれた声。

「なんですか?聞こえませんよ」

 はっきり言ってください。
 骸が言うと、綱吉は恐る恐る顔を上げた。
 怯えの混ざった目。
 それでも直接骸を見る目に、少しだけ気分が上昇した。

「だったら、来なければいいって言ったんだよっ!」

 骸の機嫌を上昇させたかと思うと、すぐに突き落とす。

「…まったく、君は僕を怒らせるのがお上手だ」

 骸から聞こえた低い声に、綱吉は一歩後ずさった。

「逃がしませんよ」

 腕をつかまれ、綱吉は硬直した。








 続く…のか?

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novelに2点アップ。

【誕生日の災難】(復活)→おめでとう、ひばりさん。ということで、BD小説。えーと…最初は、ギャグを目指して…あれ?ひばりさん、BDじゃん…よしこのままツナをお持ち帰りしてもらおう!…という話になりました。無理やりな感がごめんなさい。

【雨音】(鰤)→なにも言うまい。ええ、鬼畜?が書きたかっただけ。



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最近ぬら孫にハマり、リクオ受(特に昼若を愛でています)なSSを書き散らしています。
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