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お久しぶりですv
REBORNにSSあっぷです。

【迷い】
10年後の雲雀さんと現代のツナに萌えて勢いで書きました!
でもやっぱり計画的にやらないとだめですね。文章が意味不明…。
書きたかったのは、最後だけです
10年後の雲雀さんは、大人の余裕とか出てきて、ツナを甘やかしてればいいv
でも根本的には、人に興味がないので、その甘さはツナ限定に向いてればいいと思います

【恋せよ、少年】
えと、タイトルで悩んだんですが…ディーノさんを少年と表現すべきかどうか…うーん。
でも、【恋せよ、青年】って、なんか抵抗があったんです!
文中にもありますが、ディーノさん=王子様のイメージで書いてます。
ヘタレな王子様ですが(笑)
ちなみに、初ディノツナです。

ディーノさんって書くの難しいんだよっ!!
泣きついた私に、しげおさんの神の一言。

ディーノさんを黒くすればいいんだよ

ほほぅ……………にやり。


拍手、ぽちっとしてくださった方、ありがとうございます!


おまけを書こうと思って浮かばなかったので、黒くしてみた(つもり)のディノツナ。


 



ディーノさんとツナが、悪い人っぽくなってます。
京子ちゃんが可哀想…かもしれません。
タイトルの通り、ズルイさをイメージして書いてるので、気を付けてはいますが、読後感は良くないかもしれません。
長文です。意味不明です。
それでも許せる方のみお進みください。









 


大好きだって、何度言っても本気の程度までは伝わらない。

 

「愛してる」
「俺も、ディーノさんが好きです」

 

欲しいのは、言葉じゃないんだ。

 

 

 

 


【ずるい大人】

 

 

 

 

 

ドアを開けると、純白に包まれた愛らしい女性の姿が目に飛び込んだ。
花嫁の控室。
ウエディングドレスを身に纏った京子が、綱吉を笑顔で迎えた。

「わぁ、京子ちゃん、綺麗だね」
「ありがとう、ツナくん」

初恋の少女が結婚するというのは、なかなか思い入れがあるものだ。
綱吉は京子の花嫁姿を堪能すると、ゆっくり京子に近付いた。

「京子ちゃん、幸せになってね」
「うん」

春のような笑顔は少女のままで、綱吉には眩しく映る。

「ツナ」

背後から綱吉を呼ぶ声。
よく知る声である。
自分の兄弟子であり、憧れであり、京子の夫となる人物。

「ディーノさん」

綱吉は、にっこり笑って見せた。

「ディーノさんも、その白いタキシードがお似合いですね」

陽の光を集めた金髪には、白い色がよく似合う。
京子と並ぶと、絵に描いたかのようだった。

「来てくれたのか、ツナ」
「はい。友達と兄弟子の結婚式ですよ?お祝いしますって」

綱吉が笑顔で言うと、ディーノは眉を顰めた。
咎めるような視線を受け、綱吉は混乱した。

「…祝って欲しいわけじゃない」
「え…」
「ツナ、俺に何か言うことがあるんじゃないか?」

綱吉は一瞬言葉に詰まったが、すぐに表情を穏やかなものに戻した。

「おめでとうございます」
「そうじゃないだろ!」

綱吉の祝福を、ディーノは強い口調で遮った。
綱吉と京子の驚いた顔に、ディーノはきまりが悪そうに視線を逸らした。

「そうじゃなくて…俺に言うことがあるだろ?」

綱吉は、ディーノの上着のポケットに収まっている小さな花を見つめる。
直接顔を見ると、泣きだしてしまいそうだった。
確かに、言いたいことならある。
だけど、この幸せを壊すつもりはなかった。

「京子ちゃんを、幸せにしてあげてください」

視線が合わない綱吉に焦れて、ディーノは綱吉の腕を引いた。
強引に、琥珀の目を合わせる。

「そんな言葉はいらない」

ディーノの強い眼光に、綱吉は涙腺が緩むのを感じた。
言うつもりはなかったのに。

「っ、…ないで、くだ…」

涙が綱吉の頬を伝った。

(…壊れてしまう…)

綱吉の涙を拭って、ディーノは目を細めた。

「ツナ、」

ディーノの優しい声が、罪を促す。
耳を傾けるとようやく聞き取れる声で、綱吉は言った。

「…行かないでください」

京子とディーノの顔を見るのが怖くて、頭をあげられない。
幼子のように、綱吉はディーノの袖をぎゅっと握った。

「どこにも行かない」

ディーノの言葉が聞こえた瞬間に、綱吉はディーノの腕の中にいた。
何度も助けられた腕。
けれど怖くて近づけなかった胸。

「好きだ、ツナ」

綱吉は両目を見開いた。

「え、」

しかし、目に入った白色に現実を思い出す。
綱吉は、慌ててディーノの胸に手をついて離れた。

「でも、結婚は…」

京子の方を見れば、笑っていた。
いつもの明るい笑顔なのに、少しだけ淋しそうに感じる。

「京子に協力してもらったんだ。ツナがいつまでも俺を受け入れてくれないから」
「協力?」

そうだよ、と京子が言う。

「ツナくんがなかなか言わないから、本当にお嫁さんになっちゃうかと思った」
「悪かったな、京子」
「ううん」

京子は、ディーノに笑顔を返した。
しかし、京子は本気でディーノを好きではなかったか。
あの幸せそうな笑顔が、演技だったとは思えないのに。

京子は扉に手をかけた。その手が震えている。

「ディーノさん、私帰ります」
「ああ。ありがとな」
「いいえ」

綱吉は、二人のやりとりを茫然と見つめた。
栗色の髪からベールが滑り落ちる。
京子はずっと笑顔だった。それ以外の表情ができないかのように。

「待って、京子ちゃん!」
「ツナくんの方こそ、幸せになってね」

応援してる。
その笑顔は本物なのに。
結局、京子を傷つけてしまった。

「京子ちゃん…」

京子の背中が消えるのを綱吉は見ていたが、視界が突然ふさがれた。
背中に密着した温もり。
背後から胸に回された腕。

ディーノに抱きしめられた。

「ごめんな、ツナ」

試すようなことをして。
大事な友人を傷つけて。

それでも。

「誰を傷つけても、俺はツナが欲しい」

ディーノの言葉に、綱吉は息を吞む。
いけないことなのに、そう言われて嬉しいと感じる自分がいる。

「…俺もです、ディーノさん」

もうディーノだけの幸せを願えなくなった。
自分が側にいないことが許せないなんて。
こんな強い感情を知らなかった。

「京子に謝ろうな」
「はい」

(ごめん、京子ちゃん…)

京子の頭から滑り落ちたベールを見つめて、綱吉はゆっくりと目を閉じた。

 

 

 

 


さぁ、共犯になろう。
 






 


 

おわり。

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