2009.05.02
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またまたお久しぶりです。
しもつきです♪
シルバーウイークですね、皆さん。
この連休、どこも行かずダラダラする予定なんですが…、なんで休みの日ってこう早いんでしょうね。
今日(昨日)何もしてない…。
というわけで、遅くなりましたがブログの更新を。
復活に【恋のベクトル】(ひばつな)一点あっぷ。
勉強ネタです。
「雲雀さんがそばにいると緊張して何も考えられなくなるんですよ!!」
ツナにこの一言を言わせたかったので、とりあえず満足です。
この後の応接室でのやりとりを書いてみました。
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【恋のベクトル~応接室にて~】
綱吉は、びくびくしながら雲雀の様子をうかがった。
雲雀の手にある、ノートを祈るようにして見つめる。
はぁ。
雲雀が溜息を吐いて、綱吉のノートを机に置いた。
「ひ、雲雀さん…」
綱吉が怯えた声で呼んだ。
雲雀は、切れ長の目を綱吉に向けた。
「次はそのズボンだよ」
じわりと綱吉の目に涙が浮かんだ。
「勘弁してください、雲雀さん」
「なんでも言うことを聞くって、はじめに約束したでしょ」
雲雀の言葉に、綱吉は黙り込んだ。
綱吉の両足には靴下がない。
脱ぎ捨てられて、今は綱吉の座るソファーの側にある。
約束だったのだ。
雲雀に数学を教えてもらう際に、はじめに言われたこと。
『問題、間違えたら一枚ずつ制服脱いでいって』
『えぇっ!!それは、嫌です!』
『嫌じゃない。ただ暗記するだけじゃ身につかないでしょ。特に君は、すぐに忘れるんだから』
『うぅ…』
『返事は?』
『わ、わかりました…』
トンファーをちらつかされれば、約束も何もあったものじゃない。
すでに2問間違えた綱吉は、両側靴下を失った。
「なにしてるの、はやく脱ぎなよ」
催促してくる雲雀に、縋るような目を向けて、ズボンをギュッと握りしめた。
「で、できません」
綱吉がゆるく首を振ると、仕方がないとばかりに、雲雀が溜息を吐く。
「僕に脱がしてほしいの?」
「い、いえ!!脱ぎます、すぐにっ!」
綱吉は慌ててズボンのファスナーを降ろした。
ズボンを脱ぎ、むき出しになった足をもじもじと動かす。
腿を隠すように、シャツの裾を引っ張った。
「じゃあ、次は頑張って」
次に間違えれば、シャツを脱がなければならない。
下着姿だけは阻止せねばと、綱吉は息を飲んだ。
後日、同じ範囲の小テストで、綱吉は初めての満点を取ることになる。
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…なんか、不完全燃焼…。
最後になりましたが、
拍手ぽちっとありがとうございました。
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