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しげおさんが、novelにSSを一点あっぷしてくれました♪

【その涙をぬぐうのは】(風VS雲→ツナ)
動画で風ツナ絵を見つけた勢いで、おまけを作ってみましたv

 

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しげおさんが、novelにSS二点アップしてくれました♪
報告が遅くなってすみません。

実は、2、3日前まで、ネットができない環境でした。
電力会社の作業中に高圧電流が流れたらしく、家の家電がいくつか壊れてしまいました
でも、パソコンが無事でよかったですv
パソコン故障したら、データが…。生きてけない…。

何が起こるか分からないですね!

拍手の方、いつもぽちっとありがとうございます。





復活に【きみに捧げる覚悟】をアップ。
以前の【きみに捧げるホームラン】の別バージョンで作ったのですが、黒山になってしまった
が、結構書きやすいことにびっくりです。

えと、鰤の方ですが、【大奥】アップ!
いつか続きを書きたいと思っています。
この設定は、個人的に気に入ってます!活かしきれていませんが

この後のやりとり、おまけ。鰤のみ。オリキャラ注意。





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復活に一点あっぷ。

【きみとの距離】

久々獄ツナ。
今読み返すと吐血しそうです。
獄ツナ…なんで私が書くといっっっも恥ずかしい二人になるんだ!!
いや、他のcpも恥ずかしいんですけど。(下手すぎて)

ちなみにコレ、ネタは私の夢から。

幸せな夢だった…。

でも、夢ではヒバツナだったんです。
獄ツナでもいけるんじゃね?
って事で獄ツナに変換されたのですが…、

せっかくなので、ヒバツナバージョンでも書いてみた。

別人注意報。





 

 

【きみとの距離】 ヒバツナバージョン

 

 

綱吉は、一人で公園のベンチに座っていた。
太陽が一日の終わりを告げようとする時刻。
薄茶の目が赤く照らされて飴色にきらめいている。
しかし、その飴色の目も今は伏し目がちで。

じゃり。

砂を踏む音。
顔を上げれば、雲雀恭弥が立っていた。

「なにしてるの、こんなところで」
「雲雀、さん…」

綱吉は慌てて立ち上がった。
地面に置いた鞄を拾い、雲雀の横を過ぎようとする。
しかし、後ろから腕を引かれて、綱吉はバランスを崩した。

「わっ!!」

綱吉は悲鳴を上げた。
地面にぶつかる衝撃を覚悟したが、その衝撃は襲っては来なかった。
恐る恐る目を開けると、雲雀の顔が間近にある。

「わぁっ!!!」

再び、悲鳴を上げる。
とっさに、雲雀の胸を突き飛ばしてしまった。

「失礼な子だね」

雲雀はわずかに眉を顰めた。

「す、すみません…」
「まぁ、いいけど。それより、なんで逃げたの」
「い、いえ…」

雲雀の視線が痛い。
元々嘘が苦手な綱吉だ。
ここ最近綱吉が雲雀を避けていたことなどお見通しに違いない。

「逃げてなんか」
「逃げたでしょ。それに、このところ僕を避けてる」

ある程度予想していた言葉だが、対処法なんて用意していない。
綱吉は雲雀から逃げる口実を必死に探した。

「今日は逃がさないよ」

綱吉は泣きたくなった。
こんなこと言いたくないのに。
雲雀に迷惑なんてかけたくないのに。

「理由がないなんて言ったら、咬み殺すよ」

綱吉が雲雀を避け始めたのは、約一週間前のことだ。
休み時間に聞いたクラスの女子の会話がきっかけだった。

『この前…キスしたの』
『え、本当に?やったじゃん!でも私はてっきり、もう済ませたのかと思ってた』
『えー?まだ、付き合って一ヵ月だよ?』
『もう一ヵ月だよ』
『そっか、遅いのかな』

クスクス笑い合う女子たちに、綱吉は衝撃を受けた。
綱吉だって、数ヵ月前から雲雀と付き合っている。
なのに、雲雀とはキスはおろか手だって繋いだことがない。
群れるのが嫌いな人だから、たとえ付き合っている相手でもべたべた触られるのは嫌なのかもしれない。

でも、自分はこんなに好きなのに。
だんだん自分が愛されていないように感じて、綱吉は雲雀を避けるようになっていた。

が、今ここでそんなことを言えるはずもない。

「綱吉?」

チャリと、金属音が聞こえた。
顔を上げると、雲雀はトンファーを構えていた。

「何も言わないんなら、咬み殺すよ」

綱吉はひっと息を飲み込んだ。
雲雀の手が動く。
栗色の前髪が、風でふわりと跳ねた。
しかし、痛みは襲って来ず。

「どうして何も言わないの」

薄く目を開ける。
雲雀が、寸前でトンファーを止めていた。

「僕が、嫌い?」

無表情なのに。
何故かその表情が、ひどく傷ついているように思えた。

何か言わないとと思うのに、喉が渇いて言葉が出てこない。
黙ったままの綱吉に背を向けて、雲雀は帰ろうとする。

「雲雀さんっ!」

綱吉は叫んだ。
ぴたりと雲雀の足は止まったのに、雲雀は綱吉の方を見てはくれなかった。

「あ、あの…」

雲雀の足を止めたはいいが、続く言葉を綱吉は持ち合わせていなかった。
雲雀に振り向いてもらう言葉を必死に探す。

しかし思う言葉は見つからず、雲雀は一歩足を出した。
その動きがゆっくりと見えて。
綱吉は、何も考えられなくなった。

「だ、だって、不安だったんですっ!!」

吐き出してしまえば、言葉と一緒に涙が止まらなかった。

「ひっ、く、っ、ひ、…ばり、さんに、っ、きっ、嫌われたんじゃ、っ、っ、ないかって、…」

涙をぬぐいながら、一生懸命に言葉を紡ぐ。
もう一度、雲雀に見てほしくて。
雲雀を引きとめたくて。
ただ、それしか考えられなかった。

いつのまにか、前は見えなくなっていた。

綱吉の身体をふわりとぬくもりが包む。

「僕がきみを嫌いなんて、いつ言ったのさ」
「だ、だって…」

雲雀にポンポンと背を叩かれる。
たどたどしい綱吉の言葉をゆっくり聞いてくれた。

「っく、ひば、っ、り、さんっ、俺に、ふ、ひっく、さわ、って、くれっ、ない、っ、」
「僕に、触ってほしかったの?」

こくんと、綱吉は頷く。
自信がなかったのだ。
雲雀は一度だけ綱吉に告白してくれたけれど、自分の好きが大きくなりすぎて。
気持ちを持て余して。

雲雀にいつか愛想を尽かされるんじゃないかと思うと怖かった。

「俺っ、雲雀、さんに、嫌われたくない、っ」

背を撫でる雲雀の手は優しく、綱吉はだんだん落ち着いてきた。
言葉もしだいに聞き取りやすくなる。
雲雀は綱吉の顔を覗き込んで笑った。

「バカなこと考えるんじゃないよ」
「バカなことなんかじゃっ!!」
「僕のことを考えてくれたのは嬉しいけど、僕が綱吉を嫌うなんて絶対ないよ」

涙でぐしゃぐしゃになった顔のことなんて頭から忘れて、綱吉は雲雀を睨んだ。

「そんなこと、わからないじゃないですかっ!!」
「わかるよ。だって、きみに触れるのが怖いくらいに、僕はきみが好きなんだ」

泣いて赤くなった綱吉の頬に、雲雀の大きな手が触れる。

「今も、手が震えてる」

微かに振動が伝わってきて、綱吉は驚いた。

「きみが大事すぎて、迂闊に触れない」

無表情の頬が、少しだけ色づいていた。
それはきっと夕日のせいではなくて。
綱吉は雲雀が照れているのを初めてみた。

そっと、雲雀の両手を取って、自分の両頬に当てる。

「いいですよ。雲雀さんなら、何されても」

にこりと笑うと、雲雀は目を見張った。

「あまり煽るものじゃないよ」
「本気で言ってるんです」
「生意気」

両手が外されて、鼻をギュッとつままれる。

「ぎゃ!」
「変な顔」
「誰のせいですかっ!!!」
「僕のせいなんでしょ」

あっさりと答えた雲雀に毒気を抜かれて、綱吉はうぅと唸った。

「ほら、帰るよ」

差し出された手に驚いて、それから綱吉は嬉しそうに笑った。

「はいっ!!」

一つに繋がった影が、長く伸びていた。

 

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


ああもう、なんだこの恥ずかしいバカップル。
お目汚し、本当にすみません。

 

最後になりましたが、拍手ぽちっとありがとうございました。
 

拍手


風師匠にハマりました。

雲雀さんと同じ顔で敬語って、なんだソレ。
しかもツナに優しい。
アニメは、ツナの腕に飛び込みたかったとしか思えないっ。
ああ、もう!アニメスタッフさんありがとう!!!

この萌をどうしてくれようとSSを書いてみました。復活にアップ。

【ある朝の騒動】(ヒバツナ+風)

自己満足(←満足できていませんが)なので、設定とかめちゃくちゃです。
でも、とにかくこの三つ巴を書いてみたかった。

その後も書いてみました。











「それじゃ、綱吉、また明日」
「はい。雲雀さん、おやすみなさい」

綱吉は家の前で、遠くなる雲雀の背中に手を振った。
雲雀の姿が見えなくなると二階の自室に戻る。ドアを閉めたところで、綱吉は大きく息を吐いた。

「今日は散々だったよ…」

学校は休みだったのに、いつも以上に疲れた気がする。

今朝、風と雲雀の騒動に巻き込まれてから夕方の今まで、綱吉は雲雀に連れまわされていたのだ。

『僕の良さを教えてあげるよ』

その言葉通りに雲雀は綱吉に教えてくれた。イロイロと。

「はぁ…、今日は早く寝よ」

ベッドに向かう綱吉の頬を風がなぜる。

(窓は閉めてるはず…)

ふと思い、窓の方を見て足が止まった。

風に揺れるカ-テンに包まれるようにして、小さな赤ん坊が座っていた。

「風、さん?」

戸惑う綱吉に、赤ん坊はふわりと微笑んだ。

「おかえりなさい、綱吉くん」

綱吉の心臓がはねた。

(ほんとに、綺麗な人だよな…)

「た、ただいま…」
「雲雀くんと一緒だったんですね」

綱吉は疑問を顔に浮かべて風を見た。
風は綱吉の疑問を察して、言葉を続ける。

「上から彼の姿が見えたので。今朝、随分彼を怒らせてしまったようなんですが、大丈夫でしたか?」
「あ、はい。機嫌は直ったみたいでした」

今日一日、雲雀にされたことを思い出して綱吉は赤面した。

「綱吉くん?顔が赤いですが、熱でも?」

風は窓の桟を蹴って、綱吉の肩に跳び乗った。
至近距離でのぞきこまれて、綱吉はますます赤くなった。

「大丈夫です!」

綱吉はごまかすように、話題を変えた。

「風さんは、どうしてここに?」
「イ-ピンに用があったんです。きみのことを思い出して、この部屋で待たせてもらいました」

どうやら風は今朝のことを相当気にしていたらしい。
綱吉を気遣う言葉が嬉しい。

「そういえば風さん、赤ん坊の姿に戻れたんですね」
「ええ、残念ながら」
「残念…?」

どういう意味だろう。
綱吉は首を傾げる。

クスリと風は笑った。

「きみと同じ目線、きみを包み込む腕というのは惜しかったですね」

綱吉の反応を楽しむように風は言う。
本気なのか、からかっているのか。
綱吉はひいたはずの頬の熱がぶり返してきて、再び風に心配させた。



:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


風師匠は無自覚に雲雀さんとツナの間をかき回してるといいと思います。
いや、計算でも・・・(腹黒)。

最後になりましたが、拍手ぽちっとありがとうございました。



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またまたお久しぶりです。
しもつきです♪

シルバーウイークですね、皆さん。
この連休、どこも行かずダラダラする予定なんですが…、なんで休みの日ってこう早いんでしょうね。

今日(昨日)何もしてない…。

というわけで、遅くなりましたがブログの更新を。





復活に【恋のベクトル】(ひばつな)一点あっぷ。

勉強ネタです。

「雲雀さんがそばにいると緊張して何も考えられなくなるんですよ!!」

ツナにこの一言を言わせたかったので、とりあえず満足です。



この後の応接室でのやりとりを書いてみました。

 ↓
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 ↓
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【恋のベクトル~応接室にて~】





綱吉は、びくびくしながら雲雀の様子をうかがった。
雲雀の手にある、ノートを祈るようにして見つめる。

はぁ。

雲雀が溜息を吐いて、綱吉のノートを机に置いた。

「ひ、雲雀さん…」

綱吉が怯えた声で呼んだ。
雲雀は、切れ長の目を綱吉に向けた。

「次はそのズボンだよ」

じわりと綱吉の目に涙が浮かんだ。

「勘弁してください、雲雀さん」
「なんでも言うことを聞くって、はじめに約束したでしょ」

雲雀の言葉に、綱吉は黙り込んだ。
綱吉の両足には靴下がない。
脱ぎ捨てられて、今は綱吉の座るソファーの側にある。

約束だったのだ。

雲雀に数学を教えてもらう際に、はじめに言われたこと。

『問題、間違えたら一枚ずつ制服脱いでいって』
『えぇっ!!それは、嫌です!』
『嫌じゃない。ただ暗記するだけじゃ身につかないでしょ。特に君は、すぐに忘れるんだから』
『うぅ…』
『返事は?』
『わ、わかりました…』

トンファーをちらつかされれば、約束も何もあったものじゃない。
すでに2問間違えた綱吉は、両側靴下を失った。

「なにしてるの、はやく脱ぎなよ」

催促してくる雲雀に、縋るような目を向けて、ズボンをギュッと握りしめた。

「で、できません」

綱吉がゆるく首を振ると、仕方がないとばかりに、雲雀が溜息を吐く。

「僕に脱がしてほしいの?」
「い、いえ!!脱ぎます、すぐにっ!」

綱吉は慌ててズボンのファスナーを降ろした。
ズボンを脱ぎ、むき出しになった足をもじもじと動かす。
腿を隠すように、シャツの裾を引っ張った。

「じゃあ、次は頑張って」

次に間違えれば、シャツを脱がなければならない。
下着姿だけは阻止せねばと、綱吉は息を飲んだ。





後日、同じ範囲の小テストで、綱吉は初めての満点を取ることになる。





:::::::::::::::::::::::::::::::::::

…なんか、不完全燃焼…。



最後になりましたが、
拍手ぽちっとありがとうございました。

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お久しぶりです。しもつきです♪

いよいよ8月ですね。
今年は、あまり暑くなくて過ごしやすい。
でも、農業をされる方にとっては、一大事ですよね。

しもつきの地元では、昨日無事に花火が上がりました。
夏の風物詩ですね!
綺麗でしたよ。





今日は鰤にss一点あっぷ。





【きっと君は望みはしないだろうけど】(鰤)

この話は、取りかかりだけは早かったんです。なのに、なかなかまとまらず、無理やりまとめてしまいました。グダグダですみません。

恋一というよりは、恋→一ですかね。
一応、裏設定では、一護も恋次が大好きですよ。




<一護視点>

声がする。
自分を呼ぶ声が。


…ふたつ。


【きっと、お前は知らないだろうけど】


『ぎゃははは!』
『もうすぐだ!もうすぐ、お前は俺のもの』

耳元で聞こえた声に、一護は飛び起きた。

真っ暗な部屋。
静かな闇の中で、うっすらと握りしめた布団や机が見える。
側にある死神代行証を胸元に掴み、大きく息を吐いた。

「…夢、か…」

繰り返す夢。
日に日に大きくなる声。

自分の中の何かが、外に出ようともがいている。
それが、虚と呼ばれるものであることは分かっている。
なのに、どうしたらいいのか分からない。

一護の恐怖が大きくなるにつれて、耳元で叫ぶ声が大きくなる。
それはまるで、一護の恐怖を餌に成長しているかのようだ。

誰にも相談できないから、せめて誰にも心配かけずに振舞おうと思うのに、上手くいかない。
毎日、家族や友人に心配をかけてしまっている。

「くそっ…」

くしゃっと、前髪を握る。

『…早く身体を渡せ、一護!』

あの声だ。
一護は、ぎゅっと目を閉じた。

『お前は消えるんだよっ!!ぎゃはははははは!!!』

「…うるせぇっ」

声が、消えない。
独りが怖い。
寝ることが死ぬほど不安だ。
もう起きられないんじゃないかと考えてしまう。

『一護』

ふいに聞こえた、もう一つの声。

『俺は負けねぇぞ、一護』

握りこんだ前髪の間から、自分の布団が見えた。

小さいけれど、確かな光が一護を救い上げる。
それは、一護を導く声だった。
この声が聞こえるうちは、まだ大丈夫な気がする。

「…恋次」

あの男だって、戦った。
大きな壁に。
何十年も越えられなかった朽木白哉という壁に挑んで、越えたのだ。

「…俺だって、負けねぇ」

無性にあの赤い髪の男に会いたくなった。










会いたいなんて、口が裂けても言えないけれど。
もし、この想いが少しだけ伝わるとしたら。

会いに来て、俺の名前を呼んで。

そんなことを考える自分は、本当に弱っている。





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鰤と復活にそれぞれ一点あっぷ。

【こぼれ落ちた夕照】(鰤)
パロです。それも、幕末。
基本的に、パロは好きですが、鰤では幕末とか戦国時代とかの話をよく妄想してますv
あと、平安時代もいいかもしれませんね!

女として育てられて、両親のノリの良さで、帝の後宮にあげられてしまう不運な姫(一護:男)と、女になんて興味がないくせに、不覚にも一護に一目ぼれしてしまうグリムジョーとか。

グリ「おい、女」
一 「…俺?」
グリ「テメェ以外に誰がいる。女、名は?」
一 「…一護」
グリ「一護、今夜俺の相手をしろ」
一 「相手?」
グリ「鈍い女だな。俺に抱かれろって言ってんだよ」
一 「はぁ!?いやいやいや、無理だから」
グリ「テメェ…」
一 「そもそもあんた、誰だよ」
グリ「俺のこと知らねーのか。俺は…右大臣家のもんだ」
一 「ふーん…」
グリ「まぁいい。それより、今夜待ってろ」
一 「え、ちょっ…」
グリ「安心しろ。何もしねーよ。今夜は、な」

あれ?どの辺が一目ぼれ??





【獣の遊戯】(復活)
微エロです。ほんのちょっとですが。
雲雀さんは、自分の欲望にとても素直な人だと思います。てか、そうだったらいいなvvv

後日談。




綱吉は廊下を走っていた。
体育の授業でもこんなに走らない。
呼吸が限界だ。
喉も肺も痛い。
足を止めると最後な気がするので、走ったまま背後を見た。

誰もいない。

綱吉は、肩の力を抜いた。
一度立ち止まって、呼吸を整える。
落ち着いたら、鞄を取りに戻って、帰ろう。

「ねぇ、この鬼ごっこ、捕まえたら何もらえるの?」

目の前で聞こえた涼しげな声に、綱吉は息を詰めた。
恐る恐る顔を上げると、そこには鬼…雲雀恭弥がいた。

「ひ、雲雀さん…」
「楽しめたかい?鬼ごっこ」

ふるふると綱吉は首を振った。
楽しむ楽しまないの問題ではない。
綱吉にしたら、ただ雲雀という恐怖から逃げ出したかっただけだ。

「さぁ、行こうか」
「え、どこに…」
「応接室。決まってるでしょ?」

綱吉の腕を強引に引く。
行きたくないが、雲雀の力には敵わない。
結局、綱吉は雲雀に引きずられるようにして、応接室にやってきた。

「さて、まずは校内放送を無視した生徒にはお仕置きだね?」

綱吉の顔が青ざめる。

ことん、と机に紅茶が二カップ置かれた。
草壁である。
草壁は主とそのお気に入りの邪魔をせぬように、静かに入室し、用件を早々に終え、目礼だけして部屋を出た。

綱吉がすがるような目で草壁の背中を追った。
しかし、それが許されるはずもなく、雲雀に呼ばれる。

「お仕置き、決まったよ」

ひぃっと綱吉は小さく悲鳴を上げた。

「これ、飲ませて。もちろん、きみの口で」

紅茶を指さす雲雀を、綱吉は真っ赤な顔で見た。
できるわけがない。

「ほら、早く」

雲雀の声は笑いを含んでいた。
きっと、できなければ咬み殺されるに違いない。

しかし。だけど。

そんな葛藤を繰り返し、綱吉の出した結論は。

「すいませんっっ!!」

脱走だった。

応接室を出て、昇降口まで脇目も振らず駆ける。
いまなら、自身の最高タイムが出るに違いない。
昇降口まで逃げ延びて、あたりに風紀委員の姿がないことを確認すると、綱吉はようやく安堵の息を吐いた。

なんとか逃げ切れた。




応接室から、栗色の髪の少年の後姿が見えていた。

「まったく、可愛いよね」

上機嫌に笑みを浮かべた主に、草壁は少年に同情した。

「委員長。冗談が過ぎると、嫌われますよ」
「冗談?本気に決まってるでしょ」
「なおさら、良くないかと」
「ギリギリのところで手を引いてるつもりだよ、僕は。あの子が弱ってしまっては面白くないからね」

雲雀は実に楽しそうだった。
草壁は、しばらく災難が続くであろう沢田綱吉の身を心から案じた。





後日談…長くなってしまった…。





最後になりましたが。
拍手ぽちっとありがとうございました。





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獄寺はよく怒る。

「テメェ!馴れ馴れしく十代目に触るな!!」

なんだよ?そんなに触ってるか?









【気づけば君を…】









あ、まただ。

山本は、己の手が綱吉の肩に触れているのを見て、手を引いた。

最近多い気がする。
気付けば綱吉に触れている。

「山本?」
「あ、いや。悪い」

自分の手を見つめて動かない山本を、綱吉は不思議そうな表情で覗き込んだ。
小動物のように首を傾げる綱吉の頭をかき回してやりたいと思った。

ふと隣に目を移せば、獄寺が牙をむいて睨んでいる。

(なんだよ、今は触ってないよな?)

「十代目!こんな野球馬鹿はほっといて、早く帰りましょう!!」
「え、うん…。山本、帰ろう?」
「おう!」

獄寺の棘のある言葉にムッとして、綱吉の言葉に笑みが零れる。
窓から差し込む夕日に背を向けた綱吉に再び手を伸ばしかけて、気づく。

こんなにも触りたいと思うのは。

「山本早くー」

こんなにも綱吉の声や笑顔に嬉しくなるのは。



全部、君が好きだから。



「今行く!」



もう、迷ったりしない。
あとは、進むだけ。
この恋は、まだ試合開始の合図を告げたばかりなのだから。





::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

山本→ツナの山本自覚編…みたいなつもりで書いたんだろうなぁ。
山本の口調が別人のようになってますが…。
ちょっと昔の書きかけを発掘しましたv





最後になりましたが。
拍手ぽちっとありがとうございました!




拍手


鰤に一点あっぷ。
拍手の入れ替え完了。

【ともにある幸せを】
えー…18禁です。今、読み返して、死にたくなりました。
なんだ、アレ!恥かしすぎるっ!!
初?挑戦だったのですが…描写とか難しいですね。
エロは私には無理そうです。修行の旅に出ます。

エロに自信ができたら(嫌な表現だな)また、挑戦したいと思いますv
というか、たぶん、すぐにエロ書きたくなります。

…すみません。
恥かしさのあまり、意味不明なことを。

恋一エロはこう…基本的に、恋次が長い片思いの末に一護をゲットして、ベッド上で思い出に浸るっていうのを想像しながら書いてます。


恋「そうなんだよな、誰かさんが鈍いからさ」
一「はぁ?誰かって誰だよ?」
恋「…はぁ」
一「てめっ!人の顔見て溜息吐くんじゃねぇよ」
恋「うっせ!これまでの人の苦労も知らずに!!」
一「苦労?」
恋「お前…、頼むから、ウチの隊長とか浦原さんとか気をつけろよ?」
一「あ?おう」
恋「意味わかってんのか?」
一「隙を見せるなってことだろ?」

(分かっててなんでほいほいついて行くんだ、こいつ)

一「恋次?」
恋「いや…わかってんならいい」

結局、自分がしっかり見張ろうと誓う恋次だったり…。





最後になりましたが、拍手ぽちっとありがとうございました。


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復活にSS一点あっぷ。



【まるで、子供のような…】

いつもいつも、タイトルと内容が一致してなくてすみません。
構想練らずに書き始めるから、こんなことになるんだよ…うぅ…。

えー…赤面シリーズ最後の守護者。骸。
(晴と雷は…ごめんなさい。スルーします。ダメダメなSSでも見たい方がおられますか?おられれば、挑戦してみますv)

一応、シリーズを上げてみますね。

コイゴコロは発展途上。その瞬間は突然に。君に捧ぐホームラン。
英雄にヒロインはつきものでしょ。捻くれ者の愛情表現。まるで、子供のような…。

今考えると、雲雀さんとか骸って、無理やりだよなー。
赤面するのか、彼らは?
いいか。中学生だもんね!…そんな気しないけど。

骸には幸せになって欲しいと愛を叫びつつ、いつもいつもSSに愛が足りない気が…。
今回は、少しは甘くできただろうか…。

「綱吉くん!ズルイですよ」
「はぁ?」
「雲雀恭弥ばかり、甘ったるい顔見せて!!」
「…や、俺に言われても…」
「とにかく、僕にも笑ってください」
「え、そんな、急に言われても…」
「ほら、笑ってください」
「ちょ、頬っぺた引っ張るな!こんなんで笑えるかぁぁ!!」

…すみません。遊んでしまいました。



最後になりましたが、拍手ぽちっとありがとうございました。

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文字書き。まんが。
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こんにちは、しもつきです。

最近ぬら孫にハマり、リクオ受(特に昼若を愛でています)なSSを書き散らしています。
たまに、サイトでUPしたREBORNとかBLEACHの後日談的な話が出現しますv
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